「そろそろ転職したほうがいい気がする。でも、何から始めればいいのか分からない」。初めての転職を考えるエンジニアは、ほぼ全員ここで止まります。
求人サイトを眺めては閉じる、を繰り返しているなら、順番を知らないだけです。転職活動には決まった型があり、順番通りに進めれば1〜3か月で内定まで到達できます。
この記事では、エンジニア経験者が初めての転職を進めるときの5つのステップを、つまずきやすいポイントと一緒に整理します。
ステップ1: 転職理由を一文にする
最初にやることは、求人探しではなく「なぜ転職したいのか」を一文にすることです。
- 年収を上げたい
- 技術的に成長できる環境に移りたい
- 残業・オンコールの負荷を減らしたい
- 客先常駐をやめて自社で働きたい
どれも立派な理由ですが、複数ある場合は「これが解決しないなら転職する意味がない」というものを1つだけ選んでください。軸が2つ以上あると、求人選びも面接の受け答えもぶれます。
「なんとなく不満だから」のまま活動を始めると、今と同じ不満を持つ会社に移ってしまう失敗が起きがちです。
ちなみに、客先常駐からの脱出が軸なら[客先常駐を辞めたいエンジニアの選択肢](/engineer-career-from-onsite/)、年収アップが軸なら[年収を上げたい人のハイクラス戦略](/engineer-highclass-tenshoku/)で、それぞれ詳しく整理しています。
ステップ2: 経歴の棚卸しをする(職務経歴書の下書き)
次に、これまでの業務を書き出します。きれいな職務経歴書に仕上げる必要はまだありません。案件ごとに次の3点をメモするだけで十分です。
- 何を作った・運用したか(システムの種類、規模、使用技術)
- 自分の役割(担当工程、チーム内での立ち位置)
- 工夫した点(改善したこと、障害対応、効率化)
「工夫した点」が面接で最も聞かれる部分なので、小さなことでも思い出して書いておいてください。テストの自動化、手順書の整備、レビューの改善など、日常の改善で構いません。
ステップ3: エージェントと面談して市場価値を知る
棚卸しメモができたら、エンジニア向けの転職エージェントに登録して面談を受けます。
初めての転職でエージェントを使う理由はシンプルで、次の3つを無料で確認できるからです。
- いまの経歴で狙える年収帯(市場価値)
- 職務経歴書の直すべきポイント
- 自分では見つけられない非公開求人
このとき、総合型の大手より、IT・エンジニア専門のエージェントを選ぶほうが話が早いです。技術の文脈が通じるので、経歴の強みを正しく評価してもらえます。
たとえばstrategy career(ストラテジーキャリア)は、明光義塾を運営する明光ネットワークジャパンのグループ会社が手がけるエンジニア転職エージェントです。
- 経験・希望・価値観に沿って求人を提案する寄り添い型の支援で、初めての転職で「そもそも何を重視すべきか」から一緒に整理してくれる
- 履歴書・職務経歴書の添削から面接対策まで細かくフォローしてくれる
- 大手からスタートアップまで紹介実績が幅広く、年収1,000万円以上の案件もある
申し込み前の注意: strategy careerはエンジニア経験者向けのサービスで、求人は東京・大阪エリアが中心です。地方勤務のまま転職したい場合は、全国対応のエージェントを選んだほうがミスマッチがありません。
ステップ4: 応募と面接を並行で進める
面談で紹介された求人から、軸に合うものへ応募します。ポイントは2つです。
- 2〜5社を並行で受ける。1社ずつ受けると比較対象がなく、内定が出たときに判断できません
- 面接で話す内容は、ステップ2の棚卸しメモから「転職理由 → 実績 → 入社後にやりたいこと」の順で組み立てる
在職中の転職活動で、退職を先に切り出すのはやめてください。 内定と条件が確定してから退職交渉に入るのが原則です。
ステップ5: 条件を比較して決める
複数の内定・オファーが出たら、ステップ1で決めた軸で比較します。年収だけでなく、働き方(リモート可否・残業)、技術環境、評価制度まで見て決めると、入社後のギャップが減ります。
迷ったら、エージェントに「この2社で迷っている」と率直に相談して構いません。条件交渉(年収の上積みなど)も、自分で言いにくいことはエージェント経由で伝えられます。
まとめ
1. 転職理由を一文にする(軸は1つ) 2. 経歴を棚卸しする(工夫した点を必ず書く) 3. IT専門エージェントと面談して市場価値を知る 4. 2〜5社を並行で受ける 5. 軸に沿って条件を比較して決める
いちばん重要なのは、求人を眺める前にステップ1と2を済ませることです。ここが固まっていれば、あとはエージェントと一緒に進むだけで転職活動は形になります。
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